こんにちは。いちりぷです。
皆さん、お仕事や勉強お疲れ様です。時間に追われる毎日を過ごしている方が少なくないと思います。
そこで今回は、僕が長年使っている時間術「ポモドーロテクニック」について解説したいと思います。
そんなの知ってるよ!という方も、もしかしたらそれ、やり方が間違っているかもしれませんよ。
では早速始めましょう!
そもそもポモドーロテクニックってなに?
「ポモドーロテクニック」というテクニックは、結構前に生まれた概念なので知っている人が多いと思いますが、念のため下に書きます。
- 集中したいことを決める
- 25分間集中
- 5分間休憩
- 1~3を繰り返す(4セット)
- 長めの休憩(15~30分)をとる
- また1に戻る
とりあえずやり方はこんな感じ。25分集中5分休憩で「1ポモドーロ」と言われているそうです。
やってみると意外と難しく、最初は慣れないですよね笑
続いて、名前の由来を調べました。(不要の方は飛ばしていいですよ)
ポモドーロの由来
ポモドーロはイタリア語で「トマト」を表し、当時大学生だったフランチェスコ・シリロ氏によって考案されました。
そのシリロ氏が使ったタイマーがトマトの形をしていたところからつけられたそうです。
メリット・効果
次にこのテクニックのメリットを解説していきます。
- 時間管理能力の向上
- 集中力の向上
- 締め切り効果
- ツァイガルニク効果
- (とりあえずスタートを切れる)
こんなにメリットがあるんです!1つずつ説明していきます。
①時間管理能力の向上
ここでいう時間管理能力とは、意識的に自分は時間管理をしているっていうコントロール感です。
そりゃそうですよね。だって時間で区切って作業するんですから。
とは言っても、今度説明する注意点に気を付けないと、だらだらやって終わっちゃった、、、なんてことも。
②集中力の向上
この時間で絶対終わらせるぞ!って気持ちで取り組めば、おのずとドーパミンがドバドバ出て没頭できるようになります。
だから結果的に集中力が上がるってことです!
③締め切り効果
これに関しては、作業終了間際に主に発揮されます。
締め切りに間に合うように、焦りから集中力が上がる効果です。
皆さんも経験あるのではないでしょうか?
「夏休みの課題を夏休み最終日まで残してしまった……」
「テスト勉強にレポート課題、いつ締め切りだっけ…(まだ手つかず)」
ぶっちゃけありますよね?僕もありました笑
この締め切りまで先延ばししてしまうことを「学生症候群」や「パーキンソンの法則」なんて呼ばれているらしいです笑
つまりは仮にでも締め切りを作れば、焦りを感じつつ絶対に終わらせてやる!というモチベーションにつながるわけですね。
④ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、未完了のタスクやまだできていないことの方が印象に残る効果です。
これはきっちり25分で何が何でも作業を打ち切りにすることで発揮されます!
例えばアニメを見ていて
「えっ!ここで終わり⁉次の話待ちきれないよ~!」
これです!経験ありますよね?笑(僕もよく経験します)
⑤とりあえずスタートが切れる
これに関しては()で書いたのでおまけみたいなものです。
「やるべきことがあるのは分かっているけど、手を付けられない…」
「やればできるんだけど、やるまでがなぁ~」
一度は思ったり口にしたこと、あるんじゃないですか?笑
そうなんです。人間やったらほとんどの人はできると思います。
でも、やるまでがしんどいんだよ!!!!!
その気持ち、痛いほどわかります。
だからこそ、そのハードルを少しでも下げるためにポモドーロテクニックが有効だと思います!
ボタンを押したら自動的に作業スタート!これ以上シンプルなものはないでしょう。
やる気はやってから出てくるものです。とりあえずタイマースタートしてみましょう!
デメリット・欠点
先ほどまでメリットを解説しましたが、メリットしかないものなんてこの世にほとんどありません。
続いてはこのテクニックのデメリット・欠点について書いていきます。
- 慣れないうちは疲れる
- 全ての作業で有効なわけではない
- 外的・内的中断のリスク
デメリットも結構ありますが、対策すれば大丈夫なものがほとんどです!
①慣れないうちは疲れる
やはりどんなものでも、無意識にできる習慣になるまでは疲れます。
皆さん、歯磨きはやるのがつらいと感じますか?あまり感じないですよね?
それは歯磨きが長年の習慣になっているからです。
だから、最初のうちはなかなか没頭できないと思います。ぶっちゃけ難しいです。(僕もそうでした)
でも今度紹介する注意点に気を付ければ、昨日よりも今日、今日より明日はやりやすくなるはずです!
②すべての作業で有効なわけではない
このテクニックは時間を区切って集中する時間術です。なのでタスクの内容によっては向き不向きがあります。
例えば、
テストの過去問を解くとき。
テストは制限時間が決められていますから、1時間半のテストを3ポモドーロに分けてやるのは本番を想定していないですよね笑
また、高度な集中力を使うタスクのとき。
没頭するのにも時間がかかるし、脳にも負荷がかかる作業の間に没頭できたときにタイマーが
ビビビッ!と鳴ってみようもんなら、ブチギレ案件ですよね笑
こういう場合にはポモドーロテクニックはあまり有効とは言えません。
そのような場合に有効なテクニックも今度調べて解説しようと思います。
③外的・内的中断のリスク
これはこのテクニックに限らず集中する際に最も厄介になりうるリスクです。
そもそも外的中断・内的中断とは何かというと
外的中断…電話や来客など自分では制御できないことによる中断。
内的中断…スマホをチェックしたくなったり、やらなければいけないタスクを思い出したりすることによる中断。
要するに、集中している際の障害・邪魔になるものによって集中が途切れることです。
これが起こるとポモドーロテクニックをまた最初からやり直さなければいけません。
おわりに
ここまでポモドーロテクニックのやり方と良い点・悪い点をまとめてみましたが、このテクニックのやり方は一見シンプルです。
しかし、意外と注意点や使いどころを選ぶテクニックだと思います。
今度注意点や実践したレビューを書こうと思うので、皆さんもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
ちなみにこれもポモドーロテクニックを使って書いています笑
では皆さんも僕と一緒に、より良い習慣は取り入れて頑張っていきましょう!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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